« 記念日・吉本隆明 | トップページ | 音楽劇『二十四の瞳』 »

2012年3月17日 (土)

『ITが守る、ITを守る ―天災・人災と情報技術―』

NHKブックスから、『ITが守る、ITを守る ―天災・人災と情報技術―』という本を出しました。

この本は、東日本大震災を契機として、社会情報システムがどうあるべきかを解説したものですが、これまでの私の本のように、ITの専門家、歌人の「どちらかの」立場で書いたものではなく、「両方の」立場で書いたところに特徴があります。

・ITシステムには、機械だけでなく、人間を入れて考えるべきであること。

・ITは、「意味」だけでなく、「感情」を伝え、記憶するべきであること

・システムは、最善設計・最善リカバリーの考え方で設計・運用するべきであること。そのさい、どのような設計がなされ、どのような危険があり、どのようなリカバリー手段が講じられているのか、きちんと情報公開するべきこと。ITシステムではできていることが、原発ではできていなかった。

・ITシステムの信頼性・安全性は、多くの人の命にかかわっていること。具体的にどうすればよいかは、本の中に書きました。

・マスメディアとソーシャルメディアには、それぞれ得意な分野があって、役割分担されるべきであること。今回の震災のときは、うまくいったところといかなかったところがある。

読売新聞などに書評が出ました。

http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20120312-OYT8T00348.htm

http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/serial/bookguide/82/01.html

読んでいただければ幸いです。

坂井修一

« 記念日・吉本隆明 | トップページ | 音楽劇『二十四の瞳』 »

文化・芸術」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/584940/54240334

この記事へのトラックバック一覧です: 『ITが守る、ITを守る ―天災・人災と情報技術―』:

« 記念日・吉本隆明 | トップページ | 音楽劇『二十四の瞳』 »