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2012年6月 7日 (木)

水の反映

セザンヌに「水の反映」という絵がある。松山市の愛媛県美術館所蔵の名画だ。

Photo

「短歌」1月号の小エッセイで、この絵について書いた。

「出会えぬ出会い」  坂井修一
 何年か前、出張で訪れた広島で、セザンヌの二枚の絵を見て感嘆した。別の時には、名古屋で出会ったピカソに驚かされた。どれも小品で、代表作などではない。その作品を見るために美術館を訪れたわけでもない。パリやニューヨークで彼らの著名な作品は何度も見ている。それでも、こういうことがある。
 逆のこともある。松山に出張したとき、愛媛県美術館にセザンヌの「水の反映」を見に行った。この絵をめざして行ったのに、貸し出し中で見られなかった。悲しかったが、しかし、この悲しみもいいものだった。
 絵でも音楽でもよいし、出会えても出会えなくてもよい。偶然でも必然でもよい。今年もこういう経験をしたい。」(「短歌」2012.1月号)

ところがこの絵、今日、偶然に別の場所で見ることができた。新国立美術館の「セザンヌ展」。同展にでかけたのは、学術会議の会合に出席するために、乃木坂に行く用事があったから。美術館が隣のビルなので、昼休みに出かけた次第。

セザンヌ。30代も終わりになるまで、どこがいいのかさっぱりわからなかったが、今は一枚一枚の印象が宝物。 

(坂井)

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