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2012年9月23日 (日)

短歌研究3賞授賞式

9月21日(金)に、短歌研究賞(梅内美華子)、短歌研究新人賞(鈴木博太)、現代短歌評論賞(三宅勇介)の授賞式・祝賀会が如水会館であった。

梅内さんは、今年、葛原妙子賞、芸術選奨新人賞に続く3つ目の受賞。もともと才能ある人の勢いが出たということで、作品世界の大きな広がりが出てくることを心から願っている。

鈴木博太さんは、私と同世代で新人賞。故郷の福島を「ハッピーアイランド」と訳し題とした連作で、思い切りの良い震災詠・原発詠が魅力的。

三宅勇介さんの評論賞は、実はまだ「短歌研究」10月号が到着していないので、まだ読んでいない。以前もお会いした(と思う)気さくにお話される方で、塚本邦雄論などもこれから読めるはずと期待している。

祝賀会の乾杯の挨拶で、篠弘さんが、「短歌研究」の歴史に触れ、改造社が短歌研究・俳句研究を手がけたのは、左翼系出版社という非難をかわす隠れ蓑的な意味合いがあったのではないか、ということをおっしゃられた。こういう場で、出版史・文学史を論じる、というのはなかなかのことで、中身だけでなく、伝えるべきことは伝えようという姿勢は、勉強になった。

(坂井)

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