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2013年3月24日 (日)

現代短歌フォーラム イン 福島

3月9日(土)、福島テルサで「現代短歌フォーラム イン 福島」が開催された。現代歌人協会主催。

Ⅰ鼎談   ・・・・佐藤通雅・高木佳子・吉川宏志
Ⅱ三分提言・・・・佐佐木幸綱・高野公彦・波汐國芳・伊藤正幸・遠藤たか子
             大島史洋・小島ゆかり・ 駒田晶子・佐伯裕子・坂井修一
                           外塚喬・内藤明・東直子・藤原龍一郎・穂村弘
Ⅲパネルディスカッション   司会 小高賢
                       ・・・・柏崎驍二・久我田鶴子・栗木京子・本田一弘

詳細は歌人協会担当者から報告があると思うが、上記の通り、豪華な顔ぶれである。皆、真剣に震災・原発問題と短歌について語った。

短歌のような短い詩が、震災・原発のような大事件にも、しっかりと言葉を響かせることでたいせつなことを訴え、残すことができるか。テーマは、つきつめればそういうことになる。

短歌はふつう、抒情的で象徴的な物言いが軸となる。原子炉の構造や行政の仕組みを分析して、批判したり肯定したりすることはむずかしい。一方で、「こわい」「腹立たしい」「悲しい」など感情を表現するのは得手だ。かなり複雑な感情の動きも表現できるので、なにかを批判するときは、そちらから”攻める”ということになる。

しばしば論理より一段低いものとみなされがちだが、感情はわれわれの人間らしさの根拠である。自然な感情の流れを大切にすることは、人間として必須だろう。その上で、感情の根拠となっていることがらに不審な点はないか、論理的に分析してみることも、扇動者に利用されないために、たいせつに違いない。

(坂井)

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