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2013年3月31日 (日)

「アーティスト」(と賞)

夕べ、2011年のアカデミー作品賞「アーティスト」を観た。近くのGEOで50円!でレンタルしていたのである。

サイレントだからできる工夫(BANG!の意外性など)や、タップダンスの伏線の敷きかたなど、お見事だった。そのほかも、たいへんおしゃれで凝った映画で、楽しめた。アカデミー主演賞のジャン・デュジャルダンの表情の変化もなかなか良い。

すでに書いたが、この年に上映された「ヒューゴの不思議な発明」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」「ミッドナイト・イン・パリ」を飛行機の中などで観て、どれも感心していた。それぞれに笑いあり、涙あり、苦みありで、しかもとても上品だ。

どれか1つを選べ、と言われれば、私ならば、「ものすごくうるさくて」を選ぶだろう。同時多発テロから立ち上がっていく少年と周囲の人々の思いを描いた傑作だ。

  • 賞というものは、同じ土俵で同じ技を競うものではない。映画だけではなく、ノーベル賞でも、学会の論文賞でも、短歌の新人賞でも、同じことだ。候補作をくらべて、優劣をつけるのは無理なのだ。
  • 悩ましいことに、4月に、短歌の賞の選考会がある。実は会当日にはどうしてもはずせない大学の仕事があり、書面での参加になりそうだ。

    候補作品がどれも優れていることはよく知っている。作者へのリスペクトをもって選びたい。

    (坂井)

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