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2013年8月23日 (金)

国際競争

21世紀の今、世界中を相手に競争することでようやっと暮らしを立てている人が多くなった。意識するとしないにかかわらず、日本の人口の大部分がそうではないかと思う。

理系の学者の場合、大学院時代から国際競争の中にいるし、いくつになってもこの争いを続けるしか生きる道がない。近年はアジア諸国の台頭が著しいので、この競争はますます過激になっている。学者の世界の厳しさは、全く新しい問題を発見し、解決することを続けなければならないことにあり、テストで80点をとる秀才がほとんど意味をもたないということだろう。

ひるがえって短歌には国際競争がないというが、果たしてそうだろうか。私は、民族固有の芸術を認めるのにやぶさかではないが、世界の国々との交渉無しに今の人間が存在しないように、地球規模で吹く風を吸わずに今の文学はありえない。これは、明治時代の正岡子規だって理解し、予言していたこと(「七たび歌よみに与ふる書」)。

(坂井)

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