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2013年11月 7日 (木)

佐渡島の歌(自歌自註)

飛び魚のしろがね出でてまた落ちて千年過ぎぬ佐渡のうなばら 『縄文の森、弥生の花』 坂井修一

この11月3日から5日、米川といっしょに佐渡島を旅した。かりん会員であり、延暦11年創建の牛尾神社のご令嬢である佐山加寿子さんに導かれてのもので、単なる観光というよりは奈良時代以来現在に至る佐渡の歴史を学ぶことができた。感謝、である。佐渡で目に触れたものごとについては、別途エッセイなどに記したいと思う。

掲出歌は、この伝統ある島の海を歌ったものだが、作ったのは一昨年。「まひる野」の久保田フミエさんが、この島の鷲崎という土地にこしらえた鶯山荘歌碑公園に、米川と私の歌碑を建立されることとなり、そのために作った歌だ。

単純な歌だが、縄文時代から人の住む佐渡の歴史に触れるとあらためて「千年」のおもしろさに気づかされる。海の生きものたちに流れた千年の時間と、人間の千年とは全く違うもので、前者は天然自然の中の同じことの繰り返しなのに対して、後者は文明というとほうもない怪物が変貌をとげていく歴史の時間となる。

下の写真は、この11月3日に歌碑公園を訪れたときのもの。右がこの歌、左が米川の歌。

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